提案書の杜では、プロポーザルエキスパート®サービスの提供プロセスを、提案書作成とプレゼン資料作成、プロジェクトマネジメントを含め、経験とそれに基づく考察をしていきます。
プロポーザルエキスパート®とは
プロポーザルエキスパート®とは、ビジネスプロポーザル、企業の提案書作成の専門家、つまり、各業界の営業などの事業をはじめとする、提案文書一式の作成とその関連業務を行う専門家を指します。
プロポーザルエキスパートは、プロポーザル、つまり提案書全般に関わる、さまざまな役割を総合した概念です。プロポーザルライティング、プロポーザルデザイン、プロポーザルディレクション等のほか、プロポーザル作成段階に至るまでの営業プロセスの担当も含め、さらにはプロポーザルコンサルタント等を含みます。
つまり、プロポーザルエキスパートサービスは、提案書作成を視座に、企業活動や提案プロセスを俯瞰して、前後左右の業務も理解して包含する、総合的なサービスです。
そのため、プロポーザルエキスパートの姿は、お客様からの要望により、さまざまな役割をもって見えることでしょう。
プロポーザルエキスパートが提供するサービス
プロポーザルエキスパートの「提案書の作成支援」とは、元来、官公庁や自治体、教育、医療等など、公的組織が調達をする際の入札への「回答提案書」の作成を担当営業から引き離し、専門チームとして引きうけるようになった業務でした。その後、時が経つにつれて、「提案書の作成支援」は最大規模の案件から、より小規模であったり入札以外の提案機会にも利用されるようになったのです。
プロポーザルエキスパートの支援は、専門家が正確、迅速かつ効率的に、専門的な資料作成全般を請け負い、営業活動や事業開発を支援する一連の活動を意味します。作成の工程には、情報の収集分析、マーケティング、翻訳や執筆、編集、レイアウト、デザイン、印刷、制作ディレクション、プロジェクト管理、コンテンツ管理など、多様なスキルが求められます。さらには、経営知識全般や提案製品やサービス、顧客の事業環境への勘までも、案件を重ねる毎に必要となっていきます。
営業視点で見ると、提案書作成は付帯業務、文書作成業務視点で見ると主業務です。プロポーザルエキスパートは常にメタ視点でその事業活動を理解し、多くの人々と交流しながら支援をリードします。業界や案件プロジェクトによって、拡がっていく顧客と提案者の担当者関係者以外にも、各種関係パートナー等が次々に加えられていく例は、まったく珍しくありません。それはプロポーザルエキスパートの業務が、そもそも大規模かつ複雑な案件が起きた際にこそ、営業担当者にとって大きな負担となる、提案書作成とそのプロセス管理が原点であるからと考えています。
その手法にまで思いを至らせると、伝統的、学際的なものから、最新のものまで、さまざまに活用が可能です。
このブログでは、これら複数の視点を意識しながら発信しています。